社長は、鵜匠のように!

当社では、中小企業の経営者を支援するため様々な経験からお役に立てる情報を発信していきたいと思います。現在の法律や常識からズレることもあるかもしれませんが、当時の私が行ったことを参考に発信していきます。
質問やご意見がある際は、是非お問い合わせからコメントをお願いします。

社長の悩み事として、管理職が決めたことをやらないという相談をいただきました。

内容は、会議で決まったことが何も進んでいないということでした。

現状をお聞きする中で、進まない理由や会議の問題点が出てきました。

・会議の仕方が社長への報告形式になっている。
・議題に対して、社長が問題点を指摘している。
・社長の発言が怒っているように感じる。(実際に怒っているとのこと)
・管理職が意見を言わない
 などなど

解決策として私の仮説をお話しすると、まずは反論から入るといった具合で問題が明らかになってきました。

社長が怒っても社員は委縮するだけで何の得にもなりません。

利益を出してくれるのは社員ですから、社員がイキイキ!ノビノビ!前向きに仕事に取り組める環境を整えるのが必要だと感じました。

岐阜は長良川の鵜飼いが有名ですので会社を鵜飼に例えると、社長は鵜匠で社員は鵜です。
鵜が鮎を取ろうとしているところを鵜匠がジャマしてはいけません。

鵜が気持ちよく鮎を捕まえることができるようにしていくことが重要です。

鵜が思うように鮎を捕まえないからといって、ヒモを引っ張ったりしても何も良いことはないのです。

社長の言葉は、社長が思っている以上に社員は敏感に感じ取ります。
社員の前で感情をあらわにしては、社長に意見する社員がいなくなってしまいます。

「伝え方が9割」という本にも書いてありましたが、「自分の頭の中をそのままコトバにしない」「相手のメリットと一致するお願いをつくる」ということをしてみてはいかがでしょうか?

きっと何か変化が生まれるはずです。

※ちなみに当社では、会議のファシリテーターを務めさせていただくこともあります。
第三者が入ることで、安心して発言できる場を作ることができ議論も活発になることがあります。また幹部社員、中堅社員、新入社員など階層に合わせた面談、研修を行い生産性の向上に貢献させていただいております。

※当社では、税理士、社労士などの専門家の方と提携しています。
 様々な視点からトータルにサポートさせていただきます。
 ご質問など「お問い合わせ」からお送りください。

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