銀行との交渉で感じたこと

コロナの影響で売上が70%減の会社をよく聞きます。
そんな中、銀行へ借入の申込をされた方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、銀行は会社の財務状況を分析し格付けを行っているのは皆さんもご存じのことでしょう。

大きく分けて、正常先、要注意先、破綻先、さらにいくつかに分けて格付けを行っています。

自分の会社がどんな格付けをされているかは銀行毎に評価方法が違うので正確には分かりませんが、どのあたりの格付けになっているかは分析することができます。
(当社でもサポートさせていただいております)

そんな中、ある会社の社長と銀行の支店長、融資担当者で交渉させていただいたときのことを少し書いてみたいと思います。


会社の状況:債務超過(資産より負債が多い)の状態で、数年間リスケ中。

メイン銀行も借入残高が多いため、なんとか支援したいと考えているのですが、支援方法が見つからない状況。

そんな中、融資担当者からこんな話を聞きました。
「社長が会社の経営に本気になっているように感じない」とのこと。

さらに詳しく聞くと、銀行からのお願いに対し、返事が遅く前向きな返事ではないことが続いているそうです。
簡単にいうと、社長に対し不信感を持っているように感じました。

そこから分かることは、銀行というのは財務分析も大事ですが、社長の姿勢に関しても重要視しています。
支店長が、本気になって支援したくなるような社長の言動を期待しているのです。

今回のことで、本気の姿勢で経営にあたることが最後は大事だと感じました。

ちなみに、今回は保証付きの融資3,000万円を引き出すことができました。

※当社では、様々な視点からサポートさせていただいております。
 ご質問があれば、「お問い合わせ」から送ってみてください。

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