自己資本
当社では、中小企業の経営者を支援するため様々な経験からお役に立てる情報を発信していきたいと思います。現在の法律や常識からズレることもあるかもしれませんが、当時の私が行ったことを参考に発信していきます。
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以前、自己資本比率40%以上が安全という指標を紹介させていただきましたが、中小企業の場合、一人当たりの自己資本金額というのも指標にすると安全性も上がり、健全な会社に近づきます。
※自己資本 = 簡単に言うと、資本金と設立してからの利益の合計です。
では、一人当たりいくらが良いのか?
これは多ければ多いほど良いのは間違いありませんが、それでは指標になりません。
ランチェスター経営の竹田陽一先生は、一人当たり自己資本は600万円という指標を出しています。
30人の会社であれば、1億8千万円
50人の会社であれば、3億円
資本金1,000万円であれば、残りの金額を会社で留保していかなくてはいけません。
中小企業の一人当たり利益 44万円(TKC 全業種平均より)とすると
1年間の利益は、30人の会社で、1,320万円 税引き後 約800万円。
約21年必要ということになります。
それほど、会社の自己資本を増やすというのは大変なことなのです。
計画なしでは達成することができません。
社長の夢を実現するためにも、足元をしっかりと固める必要があります。
営業戦略と合わせて、財務戦略も進めていきましょう!
※当社では、様々な視点からサポートさせていただいております。
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