倒産するにもお金が必要!
当社では、中小企業の経営者を支援するため様々な経験からお役に立てる情報を発信していきたいと思います。現在の法律や常識からズレることもあるかもしれませんが、当時の私が行ったことを参考に発信していきます。
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私が税理士事務所にいた頃、夜逃げする社長家族の話を何回か聞いたことがありました。
ちなみに、倒産というのは明確な定義ではなく色んなパターンがあります。
簡単に言うと、会社の借金が返済できなくなり、会社を再生するか、廃業するために法的な手続きをしていく、というのが一般的ではないでしょうか。
但し、破産手続きをするには弁護士などに支払うお金が必要なんです。
それも数百万円単位のお金になります。
つまり、倒産するにもお金がないと倒産できないんです。
だから、夜逃げということになります。
もちろん、会社だけ破産すれば良いということはないのは言うまでもありません。
理由は、借入する際に社長が連帯保証人になるのが条件となっているため、個人の財産も残りません。
今は、法律も変わっているため多少良くなっているのかもしれませんが…。
※債権者は甘くありませんよね。
そのために、やらなくてはいけないのは資金の確保です。
もちろん、破産しないために毎月の資金の流れを把握する必要があるんです。
会社でいう「お金」は、人間でいう「血」に例えられます。
常に循環していないと死んでしまうからです。
人間は、毎年健康診断で健康状態を見ていますが、会社は1年単位ではダメなんです。
月単位、週単位で資金の流れを予測し、実績との比較していくことが重要です。
これを、予実管理と言います。
管理部門としてやらないといけないのは、計画を立て(P)、実行(D)し、その結果を計画と比較し(C)次の改善に結びつける(A)ことです。
このPDCAを効果的に行えれば、倒産するリスクは軽減できます。
仮に倒産が避けられない際も事前に計画が立てられると思います。
経営が悪くなる前に、倒産の前兆を知る!
そんな経営をする必要があるのではないでしょうか!
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